アダルトチルドレンからありのままの自分を取り戻すプログラムをお伝えしています。
その1・その2・その3はこちらからご覧いただけます。
その1
その2
その3
鎖につながれた象のお話
前回、ありのままでいる事を禁じられた子どもは、生き延びるために役割を演じます。とお伝えしました。
あなたは、どの役割を演じ、何を決断したでしょう?
心理のお話をする中で、鎖につながれた象のお話があります。
サーカスに連れてこられた生れたばかりの象のお話し。
鎖につながれ、杭はしっかりと地面に打ち込まれ、逃げ出す事も、自由に動くこともできない小さな子どもの象。
どんなに、もがいても外れない鎖。もがけばもがくほど食いこんできて痛みしか感じられない・・
そのうち、小さな象は、鎖につながれることでしか生きていけないと決めます。
自由になることも声を上げる事も出来ないのだと思いこみます。
半年が経ち、鎖は外され、ロープになり時が経つと、象は大人になります。
大人になった象は、力もあってロープだって引きちぎれるし杭だって抜くことが出来る・・
でも、子どもの頃に決めたこと思いこんだことで、自分の力に気づくことも本来の自分に気づくことも出来ず、子どもの頃と同じようにそこにとどまり続けます。
アダルトチルドレンの私たちも鎖につながれた象と同じ
足元を見てください。廻りをよく見てください。本来のあなた自身に気づいてください。もう小さい頃のあなたではありません。
人の期待に応えるようと頑張り続けなくても
嫌われない様にと人の目ばかり気にしなくても
見捨てられない様にと自由に動くことを諦めなくても
怒りや悲しみをなかったことにして強く生きようとしなくても
大人のあなたはもう生きていく事が出来ます。
本来のあなたに戻って、あなたらしく生きていく事が出来ます。
なぜなら、あなたがは、力のない小さな子供ではないから。あなたには生きていく強い力があるから。
だって、ここまで生きてきた力があるから。
あなたの人生はあなたのもの。
あなたがあなたの人生の舵を取って、自由に、生き生きて生きていけると信じてください。
あなたはいつまで見えない「思い込み」という鎖につながっていますか?
少しずつ、あなたが決断した、ビリーフ「思い込み」を外していきましょう。
アダルトチルドレンがありのままの自分を取り戻すワークⅣ
◆「子どもの自分を
あなた自身が受け入れ声をかけてあげよう」
◇子どもの頃思い出すシーンはありますか?
(特定の事でも、日常繰り返されていたことでも)
◇その時家族がどうしていて、
あなた自身はどうしていましたか?
◇その時、あなたはどんな気持ちでしたか?
何を決めましたか?
◇本当はあなたは
家族にどう声をかけて欲しかったですか?
◇かけてほしかった言葉を、
あなたの中にいる小さい子どものあなたに
大人のあなたが声をかけてあげてください。
もし、感情が動いたら、
そのまま受け止めてください。
感情は、あなたにとって一番の味方になります。
次回は、
あなたをACからありのままのあなたを取り戻すために
とても大切な感情について。