頭ではわかるけどこころがついていかない時
生きづらさの根本原因は、子どもの頃に身につけたビリーフです。
と、そのこころのしくみや、解決方法や、楽に生きるヒントなどお伝えしていますが、今後ももちろんこれはお伝えしていきます。
ここを無視して自分の生き方に向き合っても、結果だ思うようにいかないことがとても多いからです。
時間がかかったり・・
上手くいったかなと思っても元にもどったり・・
上手くいっても何だか満たされなかったり・・
だから、生きづらさから思い通りの生き方へシフトしていくときここは外せないところです。
そして、今後、更にお伝えしていくのは未来に向けて自分を生きるということ。
とは言っても、生きづらさの中にいて苦しい時辛い時、「未来のことなんてとても考えられない」「考えれば考えるほど苦しくなる・・」その通りです。
生きづらさの中にいるのは、暗い迷路の真ん中にいて、出口も見えない様な状況なのです。
そんな状況の中で、未来なんて考えられなくて当然のこと。
だから、そんな自分を責めないでください。
「未来を考えると苦しくなる自分がいるな」と、自分をただただ受け止めてあげてください。
未来を考えると苦しくなるのは決してダメなことではないですから。
頭では分かるけど・・は変化への1歩
「頭ではわかるけど・・」これはお話し中や、セッション中クライアント様からのフレーズです。
「頭で分かっているけどこころは抵抗してますよ」ってことですね。
これは当然なことで、今まで当たり前と思っていた固定観念や、生きづらさを生んでいるビリーフと言われる思い込みは、潜在意識の中で大きな力で居座っています。ここに思考で理解できたことを落とし込んで、それを変えていくのはそうそう簡単なことではありません。
セッションではそのサポートをしていますが、1度で落とし込めることもあれば、時間がかかる事もあります。だから、「頭ではわかるけど・・」というフレーズが聴かれるのです。
ですがこの「頭でわかるけど・・」が実は何より大切な事なのです。
まずは、頭で、わかることは、自分に何が起きているかを理解したと言うことに他ならないからです。
思考では、よくわからなくても潜在意識レベルでなんとなくわかっているからこそ、そこについて行けない心があって「頭ではわかるけど・・」の言葉が出るのです。
その裏側にあるもの
クライアント様に多い「頭では分かるけど・・」ですが、それと同じ分だけ多いフレーズがあります。何だと思います?
それは・・
「腑に落ちた!」
「頭では分かるけど・・」「腑に落ちた!」この二つ、セットになっています。
「頭では分かる」と意識したことが脳にインプットされてそれは必ず「腑に落ちる」時が来ます。
その時がいつなのかはわかりません。「私らしく生きる私に変わる」とゆるぎない気持ちを持っていると、それは早かったりしますが、それも人それぞれタイミング。
今日の夜かもしれないし一週間後もしれない・・半年先かもしれない・・3年後・10年後・・。
頭でわかるけど心はついて行かないし、だからないことにしておこう・・ではそれはやってきません。
でも、「自分を生きる」ことと「自分自身」とに真摯に、決して諦めず向き合っているとそれは、必ずやってきます。
そのために、ついていかないあなたのこころを大切にしてください。そこにあなたの、本音や感情がかくれているから。
これから、未来へのステップについてもお伝えしていきますが「頭では分かるけど・・」ということが多いかもしれません。
今後、過去のビリーフについてと未来へ向かう為の「感覚」についてお伝えしていく事も「頭ではわかるけど・・」でいいので頭の隅においといてくださいね。必ず、腑に落ちる時がやってきますから。
早く、腑に落として、生き方を変えたいときはセッションがお薦めです。